
執筆:黒澤森仁
嵐、売れてますね~。
聞いたところによると、北海道のドームはスゴイ広くて満席になることはほとんどないそうですが、唯一、必ず満席にするのが「嵐」だそうです。
スゴイですね、嵐。
今日はちょっとミーハーな話題です。
ジャニーズ事務所は色々なグループを売り出すので結構参考になります。
・爆発的に売れたけど短期で終わったグループ。
・長い間、売れ続けているグループ。
色々といます。
私が世代的に知っているのは、
「たのきんトリオ」
「シブがき隊」
「光GENJI」
「少年隊」
「SMAP」
「TOKIO」
「KinKi Kids」
「嵐」
「関ジャニ∞」
といったところです。
(最近のグループはよくわからなくなってます。)
各グループで色々な特徴があります。
時代にマッチさせたポジションを確立してます。ポジショニングについては今回は省くとして組織についてです。
シブがき隊、光GENJIまではメンバー全員が歌と踊りがメイン。それに比べて、SMAP、嵐になるとメンバーの特徴が際立ってきます。
SMAPは、
・キムタクと稲垣くんは俳優路線。
・香取くんと草薙くんはバラエティー路線。
・中居くんはバラエティーだけど司会者寄り、といった感じですね。
嵐は、
・松潤は俳優路線。
・相場くんはバラエティー路線
・櫻井くんはバラエティーでも司会者寄り。
・二宮くんと大野くんはどちらも?
って感じでしょうか?
さらにリーダーの立ち位置が面白い。
SMAPの中居くんは自分自身がかなり目立ちます。司会的な役割でグループの中心的な立ち位置です。
一方、嵐の大野くんはあまり目立たない存在です。
中居くん的な役割は櫻井くんがしていて、大野くんはわき役のイメージが強い様に思います。
共通しているのは、
・どちらも個人で活躍できるフィールドを持っている。
・そして、グループでの活動も定期的にしている。
両方のバランスを保っている、ということですね。
違うのはリーダーの立場。
・SMAPはリーダーが中心的な存在。
・嵐はリーダーがわき役的な存在。
どこまでリーダーシップを取っているかは本当のところはわかりません。ただ、面白い構成だなと思います。
昔のグループはメンバー全員が活躍するフィールドが「ダンス」と「歌」でした。
最近のグループは、個人が活躍できるフィールドを持っている。
そして、グループでの活動も定期的にやっています。
組織の一人一人が活躍できるフィールドを持つ。そして、組織全体としての一体感も作り上げていく。
といったところでしょうか。
そして、リーダーよりも活躍できる人。
言い換えれば、リーダーよりも業績を出せる人がメンバーの中にいる。それをまとめられるリーダーシップ。
それが、今の組織が長期的に活躍できる条件と言えるかもしれませんね。
※今回の内容はあくまで個人的な見解ですので、ご了承ください。