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SMAP、嵐の組織論

2014年4月12日

執筆:黒澤森仁


嵐、売れてますね~。


聞いたところによると、北海道のドームはスゴイ広くて満席になることはほとんどないそうですが、唯一、必ず満席にするのが「嵐」だそうです。


スゴイですね、嵐。


今日はちょっとミーハーな話題です。


ジャニーズ事務所は色々なグループを売り出すので結構参考になります。


・爆発的に売れたけど短期で終わったグループ。
・長い間、売れ続けているグループ。


色々といます。

 

私が世代的に知っているのは、


「たのきんトリオ」
「シブがき隊」
「光GENJI」
「少年隊」
「SMAP」
「TOKIO」
「KinKi Kids」
「嵐」
「関ジャニ∞」


といったところです。
(最近のグループはよくわからなくなってます。)


各グループで色々な特徴があります。


時代にマッチさせたポジションを確立してます。ポジショニングについては今回は省くとして組織についてです。


シブがき隊、光GENJIまではメンバー全員が歌と踊りがメイン。それに比べて、SMAP、嵐になるとメンバーの特徴が際立ってきます。


SMAPは、


・キムタクと稲垣くんは俳優路線。
・香取くんと草薙くんはバラエティー路線。
・中居くんはバラエティーだけど司会者寄り、といった感じですね。


嵐は、


・松潤は俳優路線。
・相場くんはバラエティー路線
・櫻井くんはバラエティーでも司会者寄り。
・二宮くんと大野くんはどちらも?


って感じでしょうか?


さらにリーダーの立ち位置が面白い。


SMAPの中居くんは自分自身がかなり目立ちます。司会的な役割でグループの中心的な立ち位置です。


一方、嵐の大野くんはあまり目立たない存在です。


中居くん的な役割は櫻井くんがしていて、大野くんはわき役のイメージが強い様に思います。

 

共通しているのは、


・どちらも個人で活躍できるフィールドを持っている。
・そして、グループでの活動も定期的にしている。


両方のバランスを保っている、ということですね。


違うのはリーダーの立場。


・SMAPはリーダーが中心的な存在。
・嵐はリーダーがわき役的な存在。


どこまでリーダーシップを取っているかは本当のところはわかりません。ただ、面白い構成だなと思います。

 

昔のグループはメンバー全員が活躍するフィールドが「ダンス」と「歌」でした。


最近のグループは、個人が活躍できるフィールドを持っている。


そして、グループでの活動も定期的にやっています。

 

組織の一人一人が活躍できるフィールドを持つ。そして、組織全体としての一体感も作り上げていく。


といったところでしょうか。


そして、リーダーよりも活躍できる人。


言い換えれば、リーダーよりも業績を出せる人がメンバーの中にいる。それをまとめられるリーダーシップ。


それが、今の組織が長期的に活躍できる条件と言えるかもしれませんね。


※今回の内容はあくまで個人的な見解ですので、ご了承ください。

 

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